SSL-VPNクライアントを使用して、内部ネットワークにアクセスする。
インターネット経由で内部ネットワークへSSLーVPNを実装する
この記事では、Neutrix Cloudで作成した内部ネットワークに対して、インターネット経由でVPNを構成しPCから内部のIaaSサーバにSSHアクセスする手順をご紹介します。
今回は下記の構成で、PC端末から内部NW内にアクセスするためのSSL-VPNを作成します。

ここでは、オフィスや自宅等のクラウド外のPC端末からインターネットを経由して、クラウド内のサーバにリモートアクセスすることを目的として、SSL-VPNを構成することを目的にしています
NSX-EdgeでのSSL-VPNの構成
ここではNSX-Edgeに対し、下記の設定を行います。

NSX-EdgeでSSL-VPNを構成する
Iaas向けポータル画面の左メニューバーより、「仮想ネットワーク」ー「NSX-Edge」を選択し、SSL-VPNを設定するNSX-Edgeノードを選択します。

NSX詳細画面から「SSL-VPN」タブを開き、「新規作成」ボタンを押します。

SSL-VPN新規作成画面で各種パラメータを設定します。




SSL-VPN新規作成画面 右下の確認ボタンを押し、構成を確定させます。

確認画面が再度表示されますので、下までスクロールし、再度「確認」ボタンを押します。
作成したSSL-VPNは、「ディフォルトで無効状態のため」、ステータスボタンを有効に変更します。

以上でSSL-VPNは作成されましたが、実際に通信するにはファイヤーウォールルールの作成が必要なため、続いてファイヤーウォールルールを作成します。
VPN用のファイアーウォールルールを作成する
NSX詳細画面から「ファイアーウォール」タブを開き、「新規作成」ボタンを押します。

ファイヤーウォールルール新規作成画面で、VPN接続する端末がInternal Network(172.24.0.0/24)にすべてのプロトコルで通信できるようにルールを作成します。

「確認」ボタンを押すと、ファイヤーウォールルールが作成されます。
作成したファイヤーウォールルールが有効になっていることを確認してください。

ポータルで設定する項目はここまでになります。
SSL-VPN接続用クライアントソフトウェアのインストール
次に作成したSSL-VPNの構成を基にしたクライアントソフトウェアをインターネット経由で入手し、VPN接続する端末にインストールします

クライアントソフトウェアのダウンロード
ポータルサイトにて、SSL-VPNを設定したNSX-Edgeの詳細画面から、SSL-VPNのメニュータブを開き、設定されているグローバルIPアドレスを確認します。

確認したグローバルIPアドレスに対して、インターネットからブラウザでHTTPSアクセスします。
アクセスするURL: https://<上記で確認したグローバルIPアドレス>
アクセス時にサイトで証明書エラーの警告が出る場合がありますが、無視してアクセスを継続してください。
ブラウザアクセスしたサイトでSSL-VPNのユーザーとパスワードを入力する画面が表示されますので、作成したユーザーとパスワードでログインします。

ログインすると、作成したSSL-VPNへ接続するためのクライアントソフトウェアのダウンロードリンクが表示されますので、ダウンロードリンクを使用してソフトウェアをダウンロードします。

クライアントソフトウェアがZip圧縮形式でダウンロードされますので、解凍してインストーラを実行します。
(今回はWindowsインストーラのみをNSX-EdgeでのSSL-VPN構成時に有効にしたため、Windows用インストーラのみが表示されています)
クライアントソフトウェア のインストール(Windows)
ダウンロードしたZipファイルを解凍し、解凍フォルダ内の Installer.exeを端末の管理者権限を持つユーザーで実行します。(権限のないユーザーで実行した場合、管理者権限のユーザーID/PWの入力がインストール時に求められます)


続行確認で「はい」を選択しインストールが続行されると、自動的にSSL-VPNソフトウェアおよび構成
が端末にインストールされます。
インストール完了後は、デスクトップ上にショートカットが作成されますので、ショートカットからSSL-VPNクライアントを起動してください。

SSL-VPN接続の実行と動作確認
クライアントソフトウェアの実行
SSL VPN-plus clientをデスクトップ上のショートカットから起動します。

起動すると対象のSSL-VPN名称が画面に表示されます。
対象のネットワークを選択していることを確認し、ログインボタンを押します。

セキュリティアラートが表示された場合は、「はい」を選択して、進めます。

NSX-Edgeに登録したユーザー名、パスワードを入力します。

ログインが成功すると、対象のネットワークとのSSL-VPNのセッションが確立されます。

確認
実行した端末では、VPNセッションが開始された、実行した端末にVPN用のネットワークインターフェースが設定されます。
下の画面は、VPNセッションを確立したWindows コマンドプロンプトでipconfigコマンドを実行した結果です。

実際に対象のIaaSサーバに通信できるかどうかは、Ping等で確認します



